北中米W杯決勝トーナメント2回戦(5日=日本時間6日、ニューヨーク)、6度目の優勝を狙う〝王国〟ブラジルはノルウェーに1―2で敗れて、16強で敗退となった。

 ここまで4戦未勝利と白星のないノルウェーの〝怪物〟ことFWアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティー)に2ゴールを許した。ブラジルは試合終盤にネイマール(サントス)がPKを決めたものの、前半14分に獲得したPKでキッカーを務めたMFブルーノ・ギマランイス(ニューカッスル)がまさかの失敗。このミスが大きく響いた。

 この試合の敗因について、英メディア「BBC」によると、南米サッカーの専門家であるティム・ビッカリー氏は「ネイマールが(途中)出場したなんて信じられない。彼はほとんど動けない状態だったし、そのためにチームはフォーメーションを組み直さざるを得なかった。ヴィニシウス(レアル・マドリード)とエンドリック(同)をゴールから遠ざけなければならなかった。その結果、守備が手薄になり、2失点してしまった」と指摘した。

 その上でビッカリー氏は「カルロ・アンチェロッティ監督が設けた『ネイマールは復帰に値する活躍をしなければならない』『負傷した選手は起用しない』といったレッドラインを彼はすべて破った」と指揮官の責任を追及し「これは完全な大失敗だ。これからどうするつもりなのか。アンチェロッティ監督は4年契約だ」とし「もっと根本的な解決策が必要だと思う」と語っていた。