北中米W杯準決勝(14日=日本時間15日、米国・ダラス)でスペインがフランスに2―0と完勝し、優勝した2010年南アフリカ大会以来の決勝進出を果たした。一方で、試合の行方を決定づけたエルサルバドルのイバン・バートン主審による〝疑惑の判定〟が物議を醸している。
議論を呼んでいるのは、前半20分の場面だ。DFリュカ・ディニュ(アストンビラ)がペナルティーエリア内で大きく弾んだボールをクリアしようと左足を蹴り出したところに、FWラミン・ヤマル(バルセロナ)が勢いよく飛び込んできてボールではなく体を蹴る格好となった。PKが宣告されて、FWミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダード)が冷静に決めてスペインが先制した。
これで主導権を握ったスペインが勝利することになったが、PKを与えた判定に対して批判が噴出している。
欧米各国メディアに寄稿するイタリアの著名ジャーナリスト、タンクレディ・パルメリ氏が自身のXでバートン主審の判定について言及。「スペインにあのPKを与えたのは全く愚かな判断だ。サッカーの哲学に反している。ラミン・ヤマルはボールに触れることすらせず、ただ蹴られることを期待して無謀に飛び込んだだけだ」とヤマルはファウルをもらいに〝ダイブ〟しただけで、PKは誤った判定とバッサリ切り捨てた。
そして「イバン・バートン主審は、あのタックルに対応できる能力がない」と審判の能力不足を断じた。
バートン主審と言えば、1次リーグの日本―スウェーデン戦(6月25日、米国・ダラス)で、日本のMF中村敬斗(スタッド・ランス)の短いソックスに突如クレームをつける不可解な指示で結果的に試合の行方を大きく左右することになり、大波紋を呼んだばかり。また飛び出した〝疑惑の判定〟が議論を呼びそうだ。












