森保一監督率いるサッカー日本代表は、北中米W杯(11日開幕)に向けてメキシコ・モンテレイで事前合宿を行っている。オランダとの1次リーグF組初戦(14日=日本時間15日、米ダラス)を控える中、韓国メディア「スポーツ京郷」が、日本の長所と弱点を挙げ、大会を展望した。

 強みに関しては「最大の強みは、厚い選手層だ。現在、日本代表は主将の遠藤航(リバプール)をはじめ、伊藤洋輝(バイエルン・ミュンヘン)、久保建英(レアル・ソシエダード)ら、欧州主要リーグで活躍する選手たちが中心。国内組は3人だけで、こうした状況のため、特定の選手が欠場しても代役が多い。アジアでは比較対象が見つからないほど、層の厚さが際立っている」と伝えた。

 また、森保監督が2018年から指揮を執ることでの完成度の高さを挙げた上で「昨年10月にはブラジルを3―2で下し、3月にはウェンブリー・スタジアムでイングランドを1―0で撃破するなど、異例の活躍を見せている」と賛辞を送った。

 一方、これまで16強の壁を越えられていない状況を踏まえ「最大の問題はトーナメントでの競争力だ。1次リーグで好成績を収めながらも、トーナメントになると初戦敗退が続いている。これは、スター選手の不在という課題につながる。確かに優秀な選手は多い日本だが、決定的な瞬間に一発を決めてくれる特別な才能には欠けている。特に大舞台では、スターたちの才能が勝敗を分ける場合が多いことを考慮すれば、これは日本の致命的な弱点だと言える」と指摘した。

 展望については「オランダ、チュニジア、スウェーデンとの1次リーグはカタールW杯に続き、2つの欧州チームが入った手ごわい組だ。さらに、決勝トーナメントに進出しても問題がある。F組の1、2位はラウンド32でC組の1、2位と対戦するが、C組はブラジルやモロッコといった強豪がいる厳しい組み合わせだ。ひとまず日本は1次リーグ突破を目標とし、最も勝算のある相手であるチュニジアとの第2戦に全力を注ぐ必要がある」とした。