女子プロレス「スターダム」は3日、デスマッチ&ハードコアユニット「プロミネンス」が東京・両国国技館大会2デイズ(26、27日)に参戦すると発表した。

 初日大会ではプロミネンスの世羅りさ&鈴季すずが、「ドンナ・デル・モンド(DDM)」の舞華&テクラとタッグ戦で激突。2日目大会では世羅、鈴季、藤田あかね、宮城もちが、前日にワールド王座戦を戦う「朱里対ジュリアの敗者」、舞華、ひめか、テクラのDDMと対戦する。

 予告通り両国のカードを組ませた世羅は「おい、DDM! その日がお前らの最後だよ。楽しみにしておけよ」とビデオメッセージを寄せた。

 ところがDDM勢の反応はイマイチだ。プロミネンスと同じアイスリボン出身で、一番因縁のあるジュリアは2月21日後楽園大会で世羅、藤田組が朱里&テクラと対戦した試合の感想として「正直、期待していたのにがっかりした」とピシャリ。

「私が興味があるのは鈴季すずだけで、やる意味はないなと。私は朱里から赤いベルトを奪いにいくつもりなので、赤に集中する。どこかで鈴季すずとのシングルを組んでください」と語り、両国決戦でのプロミネンスとの対戦を拒否した。

 また、舞華が「(2・21後楽園は)10分そこらでへばっていたんじゃない? 両国まで少しは練習してきてね」と言えば、かつてプロミネンスメンバーと対戦経験があるひめかも「あのころプロミネンスの選手は強いと尊敬していた自分は未熟だった。今は強いとも何とも思わない。両国で恥をかくのはあなたたち」と言い放ち、余裕の表情を浮かべた。