
レジェンドとの一戦へ吹っ切れたか。〝プロレスリング・マスター〟こと武藤敬司(59)の引退ロードでトップバッターを務めるノアの清宮海斗(25)が、気迫のフラッシングエルボー動画で闘志をアピールした。
清宮は「武藤敬司ファイナルカウントダウンシリーズ」初戦(7月16日、東京・日本武道館)で武藤と一騎打ちする。これまでシングルで2敗1分けと苦い思いをさせられてきた大ベテランとの最後の対戦を前に葛藤を抱えていたようだが、この日鬼気迫る表情で自身のツイッターに動画をアップ。「悶々としたものがあって、頭の中はずっと武藤さんがいて…」と苦しい胸中を語ると、「もう武藤さんが感じられることなら、やれることなら全部やっていきたい。もし亡霊がいるなら、亡霊ごと飲み込みたい!」と宣言した。
そして「もう、一心同体だ!」と叫ぶと、武藤の得意技の一つであるフラッシングエルボーを放ったのだ。その動きはまるで、若手に若かりし頃の武藤のよう。これが一心同体になったということなのか…。その躍動感からは迷いも吹っ切れたように見え、GHCヘビー級王者の小島聡からも「海斗、頑張れ!!!!」とのエールが送られた。
方舟の未来を背負う超新星は、最後の対決で天才を凌駕するのか、注目だ。
【関連記事】
- 関連タグ: