DDT・26日の国立代々木競技場第二体育館大会で、新生「バーニング」が初陣を白星で飾った。

 新生バーニング誕生のきっかけは遠藤哲哉だ。極悪軍団「ダムネーション」が解散となった後、新ユニット結成に向けて動く中で小橋建太に相談した結果、創設メンバーである秋山準を参謀に迎えての復活が決まった。
 バーニングは1998年8月の全日本プロレスで小橋を中心に結成された。2000年にはノアマットで第2次バーニングが誕生。現新日本プロレスのKENTAらが所属した。13年1月にはノアを退団した秋山、潮崎豪らがバーニングを名乗り、今回は第4次バーニングとなる。

 その船出で対するはサウナ・カミーナから勝俣瞬馬、上野勇希、MAO、小嶋斗偉の4人。バーニングは遠藤、秋山に岡田佑介、高鹿佑也がそろった。小橋が放送席から見守る中、試合はリーダーの遠藤を中心に好連係でペースをつかむことに成功。終盤はリーダー自ら奮闘すると小嶋を追い込みトーチャーラックボムからシューティングスタープレスで3カウントを奪った。

 試合後、遠藤は「バーニング始動! DDTが誇るチームに勝ちました。ただ勝ったのは小嶋から。サウナカミーナのトップに立つ竹下幸之介から取らなきゃ、俺がバーニングを立ち上げた意味がない…。ただ、このバーニングの可能性を感じることは出来ました!」と手ごたえを口にする。隣で秋山も「遠藤哲哉が立ち上げたバーニングが、また違う歴史を紡いでいく。プロレス界に名を馳せるチームになれるように頑張ろう!」と頼もしそうに話した。

 新生バーニングは果たしてどんな世界観を作り出していくか。注目だ。