合計年齢394歳の全日本プロレスOBが、古巣マットで躍動した。
全日本プロレス「50周年記念大会」(18日、東京・日本武道館)で行われた「50周年記念特別試合」では、渕正信(68)、大仁田厚(64)、越中詩郎(64)組が、グレート小鹿(80)、谷津嘉章(66)、井上雅央(52)組と対戦。
試合前には〝東洋の神秘〟ザ・グレート・カブキが登場し、ヌンチャクさばきから毒霧の「お祝いの舞」を披露。そのまま渕組のセコンドに就いた。
試合はレジェンドがそれぞれ持ち味を発揮した。越中が谷津にヒップアタックを見舞えば、いつもと違う動きを見せた大仁田は、井上に人間風車を決める場面も。さらに小鹿は頭突きで大仁田を追い込むと、谷津は義足のローキックで敵軍をなぎ倒した。
10分過ぎには渕組が抜群の連係を見せた。渕と大仁田がホイップした井上に、越中のヒップアタックが命中。セコンドのカブキが和田京平名誉レフェリーを目を盗んで毒霧を放つと、渕が岩石落とし2連発を決めて井上を沈めた。
渕と大仁田は同期で合宿所生活、米国遠征をともにした仲。この日のために100万円のジャケットを新調したという大仁田は、久々の古巣マット参戦を「楽しくてうれしくて、はしゃごうと思ったんだけど、はしゃぐと渕さんに怒られるから。だけど本当に雨の中、予想以上のお客さんが入ってくれてうれしかったですね」と笑顔で振り返った。
渕も「マッチメークしてくれたのがうれしい。(大仁田と)こうやって50周年で試合ができるっちゅうね」と語り「全日本プロレスの明るく楽しく激しいプロレスを、これからもよろしくお願いします」と呼びかけた。












