プロレス大賞最優秀タッグ賞・諏訪魔 「宮原3冠政権ぶっ壊す!」

2020年01月09日 16時30分

諏訪魔は仙腸関節挫傷の治療で、臀部に注射を受けて悶絶

【特別連載・選ばれし者の誓い(1)】東京スポーツ新聞社制定「2019年度プロレス大賞」受賞者が20年のビジョンを語る特別連載「選ばれし者の誓い」がスタート。第1回は全日本プロレスの諏訪魔(43)だ。盟友・石川修司(44)との「暴走大巨人」で史上初となる3年連続の最優秀タッグ賞を受賞。新年早々に世界タッグ王座を奪還するも、負傷に見舞われる不運もあった。今年は原点回帰でさらなる飛躍を狙う。

 ――2019年は浮き沈みの激しい1年だった

 諏訪魔:そうだな。世界タッグを1月に落とし、3月に取り返して、また9月に落として…。でも世界最強タッグ決定リーグ戦で優勝してベストタッグも取れた。最後の最後にいいことがあったから、全て吹っ飛んでいい年になった。
 ――大みそかにはW―1の武藤敬司(57)と6人タッグ戦で再会した

 諏訪魔:懐かしかったな。改めて光り輝く、輝きの強い人だと思った。いろいろ思うところはあったけどさ、いきなり顔面をひっぱたいて、すっきりした。向こうは怒ってギャーギャー言ってたけど、俺の中で“冷戦”は終わったって感じ。

 ――W―1との今後は

 諏訪魔:もういいんじゃねえか。俺が「ぶっ壊す」とまで言ってんのに、誰が反応してくるわけでもねえし。興味がなくなった。俺が潰さなくても潰れるだろ(笑い)。

 ――2日にゼウス(37)、崔領二(39)組から世界タッグ王座を奪取。だが「仙腸関節挫傷」により翌日は欠場した

 諏訪魔:(腰を)やった瞬間「これは長期欠場かも」って思ったけど、もう大丈夫。前から診てもらってる先生からも「驚異の回復だ」って驚かれた。復帰にもゴーサインが出たから心配ない。昔から回復が早いんだ。

 ――年齢的に古傷とも付き合わないといけない

 諏訪魔:俺の場合、ケガをすると手術をしてしっかり治してきたんだよ。例えば両ヒジとかアキレス腱とか。だから同年齢の選手に比べて爆弾は少ないと思う。でも首と腰がな…。手術も簡単にはできねえし、付き合っていくしかない。渕(正信)さんからは「長くやりたかったら、スタイルを変えた方がいい」って言われるけど、そのつもりはねえし。だって、俺が暴走しなくなったら終わりだろ? 今年燃え尽きたっていい。それくらいのつもりでやるよ。

 ――今年の目標は

 諏訪魔:ベストタッグ3年連続受賞でうれしいのはもちろんだけど、このままだとタッグ屋のイメージになっちゃうからね。今年はシングルプレーヤーとしてもまだまだできるっていうのを見せたい。全日本のシングル戦線は若いやつらが台頭してて、俺が出ていったら、うざがられるだろうけど、やってやる。世の中のおじさんたちにも夢を与えたいし。標的は宮原健斗(30)の3冠ヘビー級王座? いつまでも宮原宮原じゃ何にも変わらねえし、つまんねえ。宮原政権をぶっ壊す!

 ――急にテンションが高くなったが…何かいいことでもあったのか

 諏訪魔:逆だよ、逆。最悪の正月だった。年越しの瞬間は大阪から帰宅途中で、地下鉄の中で迎えた。元日には近所の神社に初詣に行ったけど、でっかい鹿に襲われてさあ。おみくじ引いたら「願いごとかなわぬ」って書いてあるし…。ここまで続くと逆に「悪いことは出尽くした」って思うよ。だから今年は上がるしかねえぞ、オイ!