中日・阿部寿樹内野手(32)が〝明大魂〟を秘めて今季3度目となる猛打賞の活躍を見せてチームの2連勝に貢献した。
5日のソフトバンク戦(バンテリン)に「5番・二塁」で先発出場。1ー1で迎えた初回二死二塁で左前へ勝ち越しの適時打を放った。3回も右前打で出塁すると、1点リードの5回二死一、三塁の好機では相手先発・杉山の149キロ直球を右前へはじき返した。この日は2本の適時打を含む3安打2打点をマークし、5日現在、チームトップを独走する28打点を誇っている。
本拠地での交流戦最終戦となった5日は満員の3万6190人の観衆が詰めかけて「こういう大勢の方の前でヒットを打てる、野球ができることがうれしいし、これからもこれくらい入ってもらえるような野球を全員で頑張っていきたい」と燃えている。
阿部と同じ明大出身の柳は6回7安打3失点と力投し、今季5勝目をマーク。これまでも柳が登板する日は、5学年先輩の阿部がその打棒で援護するケースが目立っており「守備の時間が短く、本当に頑張ってくれているので、どんな投手でも考えているが、何とか1点でも多くというのはある」と説明する。
前カードで対戦した楽天の島内も明大時代の同級生で刺激になっている。「(昨季パ・リーグの)打点王ですからね。何も言えないですよ。ニュースとかでまた打っているなとか思いながら見ているし、前の試合で対戦して良いバッターだなと思いながら参考になる部分もたくさんあった」と打ち明ける。
5月に東京六大学春季リーグでは明大が2019年春以来、6季ぶり通算41度目の優勝を飾った。「らしいですね」とクールに話す阿部だが、明大野球部の先輩、後輩、同級生らの存在がモチベーションになっていることは間違いなさそうだ。












