巨人の大城卓三捕手(29)が、12日から出身地の沖縄・那覇で行われるDeNA戦(セルラー)に闘志を燃やしている。

 今季はここまで11試合に出場し、32打数10安打の打率3割1分3厘、2本塁打、4打点と打撃好調の大城。最高の状態で春季キャンプ以来の地元凱旋となるが、今回が初めての沖縄主催試合ともなる。大城自身も「初めてっていう事もありますし、すごい楽しみにされてると思いますので、いいプレーが出せるようにやっていきたいと思います」と意気込み十分。「生まれ育ったところでもあるので。そういう応援っていうのはうれしいし、力にもなるので頑張りたいです」と力を込めた。

 原監督からも「沖縄に行けば、彼は故郷があるってのはいいことだよね。(沖縄では)やっぱり少しでもファンの人たちが喜んでくれるとね」と期待を寄せる。チームのため、地元ファンのため、最高のコンディションで試合へと臨む。