ドジャースは18日(日本時間19日)、敵地サンディエゴでのパドレス戦に0―1で惜敗。「1番・DH」で先発出場した大谷翔平投手(31)は3打数2安打を記録したものの、打線が相手先発右腕・キングら投手陣を攻略できなかった。

 先発マウンドに上がった山本由伸投手(27)も7回1失点と好投したが、味方から援護を得られず4敗目(3勝)。初回一死からアンドゥハーに浴びたソロが命取りとなった。この結果、ドジャースは地区首位から陥落。0・5ゲーム差の2位で追走していたパドレスに明け渡し、立場が逆転した。

 パドレスと言えば、同地区の長年のライバル関係にあるが、今季はこの日が初対戦。地元紙「カリフォルニア・ポスト」(電子版)は「パドレスがなぜナ・リーグ西地区首位に立っているかを証明した」と報じた。疑問を持たれる理由は明白で、投打ともに突出した強さを誇っているわけではないからだ。

 チーム打率2割2分3厘は全30球団で最低、同防御率3・93もずば抜けているわけではない。総得点196に対し、総失点188と得失点差は「8」しかなく、主力のマニー・マチャド内野手(33)は45試合で打率1割8分、6本塁打、20打点、フェルナンド・タティス外野手(27)に至っては46試合で本塁打ゼロだ。

 同紙も「パドレスはメジャーリーグで最低の打率。先発投手陣はエルマーの接着剤とダクトテープでかろうじてつなぎ止めているような状態だ。そして得失点差はせいぜい勝率5割程度のレベルに過ぎない」と不思議そう。しかし「『主力投手の多くが負傷者リスト入りしているのに、どうしてこれほど勝ち続けられるのか』と思っていたなら、月曜日のシリーズ開幕戦がその答えを如実に示してくれた。彼らは失点を防ぐ術を見いだしている」と伝えた。

 7回無失点で試合をつくった先発・キングはもちろん「予想外」と評したアンドゥハーの一発、そして苦しみながらも15セーブ目をマークしたミラーの名前を挙げ「一度リードを奪うと、決して手放すことはない」としている。

 シーズンはまだ3分の1も終えていないが「今シーズンの最初の7週間の様子を見る限り、パドレスは今年もドジャースにとって目の上のたんこぶになるだろう」と占った。ドジャースはチーム防御率2割6分2厘、同防御率3・17、248得点、155失点ですべてパドレスを上回るが、最後に笑うのは――。