佑ちゃん、宇宙へ行く!? 今季限りで現役を引退した元日本ハムの斎藤佑樹氏(33)が14日放送のフジテレビ系「S―PARK」に引退後初となるゲスト出演した。

 緊張した表情を浮かべながら、アナウンサーから10項目の質問を受けた斎藤。栗山前監督や母校・早実への思いなど、自身と関連の深いさまざまな話題について赤裸々に告白した。

 斎藤氏は恩師・栗山前監督への思いを聞かれ「父のような、兄のような存在」と回答。その理由として「言葉の一つ一つに重みがある。見た目もそうだが、すごくお若い。話してて監督じゃない存在に感じてしまう時がある。耳にスッと入ってきやすい」と、笑顔で語った。

 当然、話題はビッグボスこと新庄新監督に及ぶ。「本当にワクワクする、いちファンとして楽しみですね。もちろん優勝に導いてほしいですが、1番は選手がやりやすい環境を整えてくれれば」と期待感を口にした。

 未来の「佑ちゃん」についても話題は及んだ。将来なりたい職業について聞かれると「宇宙飛行士です」とまさかの〝珍回答〟。スタジオがザワつくと「なんかこうやってみたいですよね。やっぱり想像、いつかできそうじゃないですか。何十年後かに。そんなことを夢見ながら…」と壮大な目標を明かした。

 この日の目玉企画として、自身初となるナレーション体験も行った斎藤。早大時代にはアナウンサー志望の夢も明かしていただけに大きな注目が集まった。企画内では、春高バレー東京代表決定戦に出場した母校・早実のバレー部を紹介。この日1番の緊張した表情を浮かべていたものの、そつなく「初鳴き」をこなした。

 一方で、番組の進行中には緊張のあまりろれつが回らず、返答の際に「そうでしゅ」と噛んでしまう珍プレーも。それでもスタジオは和やかな雰囲気だったが「緊張して何をしゃべってか覚えてないです(笑い)。あとで見返します」と、斎藤氏にとっては生放送の洗礼を受けた格好となった。