【NPB】有観客ゴーサインも専門家チームは8・1半数解禁に慎重「第2波と呼べる波が起こっている」

2020年07月06日 12時45分

NPB・斉藤惇コミッショナー

 日本野球機構(NPB)とJリーグが合同で設立した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第11回会合が6日、Web会議システムで実施された。

 会議終了後、NPBの斉藤惇コミッショナーがJリーグ・村井満チェアマンとともにオンライン上の記者会見に参加。同コミッショナーは「いよいよ今週末の10日からは(入場者数の)制限はありますが、お客様を入れた開催を期待しています。余程のことがなければ10日からお客さんを入れていくと宣言したいと思います」などと明言した。

 しかし、一方では「東京中心に100人以上の感染者が出ている」ことに警戒心を募らせた。その上で「願わくば、なるべく移動などの規制がないほうがいいが、我々としてもベストを尽くしながら感染者が出ないようにしたいと思っています」とも続けた。

 政府が示しているイベント開催制限緩和の指針によれば、解禁される収容人数について7月10日から上限5000人か半分の少ない方となっており、8月1日からは収容人数の半分が観客数の上限の目安とされている。

 同会議の専門家チームからは「東京では再び第2波と呼べる波が起こっています。観客を入れるという方針自体は大きく変わりませんが、問題は8月1日から半数をお迎えできるかという点。これについては今後の感染状況を注意深く見ていかなければいけないと思っています」(愛知医大・三鴨廣繁教授)との指摘も出ていた。

 8月1日からの〝半数解禁〟の詳細については約2週間後をメドに再度議論される方針。新型コロナウイルスの第2波発生への懸念が高まっていることもあって、まだすべてがスムーズに進む保証はなさそうだ。