広島が恐れる“時間差”コロナ感染

2020年04月02日 16時30分

現在は全体練習ができている広島だが…

 広島が“時間差”による新型コロナウイルスの感染拡大に警戒感を強めている。チームは不要不急の外出の自粛やマスク着用、うがい手洗いの励行、味覚、嗅覚に異常を感じた際の申告などを義務付け、予防の徹底を図っているが、心配なのは今後の広島県内での感染の広がりについてだ。

 県内の感染者数は6人(1日現在)と比較的少数にとどまっている。しかし、都市圏から広島へのUターン組が増加するなど、いつ感染者が急増しても不思議ではない。そのため球団関係者は「今は東京を中心とした首都圏で感染者が増えているが、時間がたてば次は地方に広がってくるだろうし、広島も危ない。関東が落ち着いてどのチームも開幕に向けて活動を再開したときに、今度はうちが身動きが取れない状態になっているかも…」と気をもんでいるのだ。

 他球団がバリバリに練習をし始めたころ、広島だけが練習できない状態になれば調整の不利を被ってしまう。県や市からの自粛指令がないこともあって現在は4勤1休のペースで全体練習を行っているが、チーム関係者は「今後うちだけ練習中止になるかもしれない。“貯金”できるわけではないが、やれるうちにやれることをやっておくしかない」と心配顔だ。