プロ野球12球団「1週間単位ぐらいで常に状況を確認していこうと」

2020年02月26日 21時52分

12球団代表者会議

 プロ野球12球団の臨時代表者会議が26日、都内で行われ、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、2月29日から3月15日まで予定されていた残りのオープン戦全72試合を無観客試合とすることを決めた。

 会議に出席した日本ハム・川村浩二球団社長は「今の情勢を鑑みれば致し方ないんじゃないかなと思う。国や各公共機関からの要請等を受け止めれば、感染拡大の防止に努めることが優先」と述べた。

 その上で「ただ我々は公式戦についてはまだ結論を出していない。今後の状況を逐一、注視しながら進めていくことになる。1週間単位ぐらいで常に状況を確認していこうと。専門家等のご意見を聞きながら(公式戦が)できるのか、できないのかを含めて検討していくことになっていくと思う。やりたい気持ちはあるけれども、今の情勢が許すのかどうかは慎重に見極めながらということになってしまう。それはやむを得ない」と話した。

 3月20日に開幕する公式戦については予定通りの実施を目指すとしながらも、立ち上げられる12球団の対策委員会とともに状況の推移を見ながら柔軟に対応するという。最悪の場合、開幕延期など公式戦日程の大幅な変更も覚悟しなければいけない姿勢をのぞかせた。

 一方、残りのオープン戦がすべて無観客試合となることで追悼試合の開催にも影響が及んだ。中日は2月29日の広島戦(ナゴヤドーム)と3月4日の西武戦(岐阜)で予定していた高木守道さんの追悼試合について「無観客になるので延期になる。日にちはあらためて検討しなければいけない」(加藤球団代表)。阪神も野村克也さんの追悼試合を3月8日の巨人戦(甲子園)で行う予定だったが、延期する方針を固めた。「お客さんが入らないので、延期という形を取らざるを得ない」(谷本球団副社長兼本部長)

 先行きが不透明な状況に、各球団が危機感を募らせている。