いちずな気持ちは変わらない!? 昨年の大みそかに結婚を発表した日本ハムの斎藤佑樹投手(31)を誰よりも祝っているのが、本人公認のファンらで構成される通称「佑ちゃんマダム」だ。

 斎藤といえば「ハンカチ王子」として脚光を浴びた早実時代からファンは多いが、マダムたちの“佑ちゃん愛”はハンパなものではない。複数のグループが存在し、斎藤の登板日とあらば一軍でも二軍でも、本拠地だろうと遠征先であろうと駆け付け、オフのイベントにも欠かすことなく足を運ぶ。マダムズの中でも「名物ファン」として知られるあるグループは早大時代から斎藤を熱心に応援し続け、プロ入り後の米アリゾナでのキャンプにも“帯同”するほどだ。

 財力や時間ばかりでなく心にも余裕のある佑ちゃんマダムたちは、応援する対象が結婚したからといって急に愛が冷めるようなこともない。それどころか、今回の結婚を心から喜んでおり「王子! ご結婚おめでとうございます。これからは『王』として『姫』と『民(ファン)』を幸せにしてください!」「31年間ソロだった佑ちゃんも、これからはデュエットで優しいメロディーを奏でてください!」などと声を弾ませている。

 斎藤にとっても、佑ちゃんマダムは大切な存在だ。「本当にどこにいても応援に来てくれるのでありがたいですよね。話も面白いですし、皆さんいいキャラクターですよね。年齢も年齢なので、逆に姿が見えなかったりするときは『何かあったのかな?』と心配になったりしますよ(笑い)」と、いつでも感謝している。

 独身時代の斎藤は佑ちゃんマダムから「私たちは親戚のおせっかいなおばちゃんみたいなもんだから! 結婚したら親戚枠で呼んでちょうだいね!」と冗談交じりにねだられ「検討しておきまーす」とかわしていた。果たしてマダムたちは晴れの舞台に参加できるのか、興味は尽きない。