ダル コロナ感染疑いから一転回復 センバツ無観客仕方ないが…球児にとって最悪

2020年03月07日 12時00分

【アリゾナ州メサ発】カブスのダルビッシュ有投手(33)は6日(日本時間7日)、自軍マイナー選手らを相手にしたシミュレーテッド・ゲームに登板し、3イニングで計47球を投げた。「普通のカーブと、ハードカッター以外」の球種を使いながら、走者を二塁に置くなど、延べ12人の打者に対し本塁打による1安打、1四球、奪三振6という投球内容だった。

 咳が出始めていたことからチームドクターの判断もあり、前日に予定していたオープン戦登板を回避していた。この日はオープン戦用のスローン・パークのマウンドに立ち、投球時には野手全員が守備に就き、イニング間にはレゲエやロックなど音楽が3曲ほど流れた。それでも「お客さんの雰囲気とかがないので、アドレナリンがなかなか出なかった」というが「3イニングを投げて体に負荷をかけられたところは良かった」と振り返った。

 今回、ダルビッシュがこのようなリスクマネジメントを行った背景には、世界各地で蔓延している新型コロナウイルスの影響がある。自身は「インフルエンザと比べたり、普通の風邪と変わらないとかって言うんですけど、今になって2つの型があるって言いだしたりだとか、1つの型が致死率が高いとか、そういう(情報)のがどんどん出てきている。未知数であるからこそ、楽観できない」と話した。

 また、自身も出場経験がある選抜高校野球大会が無観客試合になる可能性が出ていることについて「甲子園でプレーすることはもちろん、あれだけお客さんが入って、全国中継されて、という所でプレーすることを目標にしている。無観客というのはイヤだと思いますよ。せっかく甲子園に出て、自分たちの時は無観客というのは、球児にとっては最悪なこと。まあ仕方ないことだと思う」と意見を述べた。