中日の福留孝介外野手(44)が10日のDeNA戦(バンテリン)に「5番・右翼」で2試合連続スタメン出場し、2号ソロを含む3打数3安打1打点の大暴れ。チームを3連勝に導いた。

 大きな一発が飛び出したのは、4点リードの5回。一死から相手2番手・平田のスライダーを右翼席へ突き刺す2号ソロとなった。中日の一員として本拠地で本塁打を放つのは、実に2007年6月11日のロッテ戦以来、5143日ぶり。「追い込まれていたのでなんとかして食らいついていこうと思っていた。それが結果的にいい当たりになってくれて良かった。右翼席で応援してくださる方々のところに届いて、その後守備に就くときもたくさんの拍手をいただいた。本当にうれしい」と喜んだ。

 4回は左前打、7回は右翼線二塁打を放ち、球界最年長ながらこれで猛打賞は今季2度目。44歳以上で猛打賞を複数回記録したのは、野村克也、落合博満らに次いで4人目となるが「そういう偉大な方の中に名前が入るというのは、すごくうれしいしありがたいこと。また、こういうのを励みに1日1日やっていけたら」と張り切っている。

 夏場でも好調をキープしているベテランは秘訣を聞かれると「よく食べてよく寝る。それ以外にない」。その上で「僕は夏は好きです、嫌いではない。スイカも食べられるし」とニヤリ。衰え知らずの球界最年長が今後もチームを力強くけん引するつもりだ。