侍ジャパンでリードオフマンを務めるソフトバンク・正木智也外野手(27)が8日、宮崎事前合宿での広島との練習試合(サンマリン宮崎)に「1番・右翼」で先発出場し、2安打を放った。12日には「アジアプロ野球チャンピオンシップ2026」(東京ドーム)が開幕。本戦へ向けて価値ある実戦となった。

 試合後、正木は「今日打つのと打たないのじゃ全然違うと思っていたのでよかった」と胸をなでおろした。7日のロッテとの練習試合ではノーヒット。打線が14安打と活発な中で、打線の軸となる存在に快音が聞かれなかっただけに、大会開幕を前に1本出したいところだった。

 そんな中で第2打席ではらしさあふれる強烈な打球でショート強襲の左前打を放つと、第4打席でも内野安打を記録。「ヒットも出てだいぶ気は楽になった」と、心が晴れるには十分なマルチ安打だった。井口監督は「順調に調整はきていると思う。本番になれば実績のある選手なのでいい形で結果を残してくれると信じている」と変わらぬ信頼を寄せた。

 試合後にはDeNA・度会らとともに特打を実施。「みんなやっぱりすごく練習するので。僕も負けてられない」と同世代と高め合いながら、実戦の中でつかんだ打撃の感覚を確認した。「いい形で打てたので。もうちょっと状態を上げていければ大丈夫かなと思う」と本戦までの道筋は見えた様子だ。

 井口監督は練習試合での上位打線を固定して臨むことを示唆。東京ドームでの本戦でも打線をけん引し、チームを勝利に導く。