ドジャースの有望株、ホスエ・デパウラ外野手(21)が外野のレギュラー取りに燃えている。デパウラは負傷者リスト入りしたドジャース・大谷翔平投手(32)に代わって9月11日(日本時間12日)のマーリンズ戦で待望のメジャーデビュー。今季11試合に出場し、打率3割2分3厘、1本塁打、7打点をマークした新星の近況を地元紙「カリフォルニア・ポスト」が7日(日本時間8日)に伝えた。

 シーズン終了後は故郷ニューヨークに戻り、今後は代理人を務めるスコット・ボラス氏が運営するマイアミのトレーニング施設で外野守備の特訓を行うという。「彼が外野のポジションに適応することに重点を置いています」とボラス氏。ここでデパウラの指導に当たるのが中日、広島でも活躍したアレックス・オチョア氏(54)だという。

 アレックス氏はメッツ時代の1996年にサイクル安打を達成し、NPB6年間で97本塁打を記録。その一方、中日時代の2004年にはゴールデン・グラブ賞にも輝いている。同紙は「元メジャーリーグ外野手のアレックス・オチョアは現在、ボラスがマイアミで運営する施設を任されている。現役時代は守備の名手として知られ、2002年にはエンゼルスでワールドシリーズ制覇を経験した。日本でのプレー経験もある」と紹介した。

 さらに「デパウラに求められているのは、一夜にしてウィリー・メイズのような選手になることではない。ドジャースが不安を抱くことなく外野で起用できるだけの、十分な能力を備えていればそれでいいのだ。もしそれができれば、テオスカー・ヘルナンデスはチームにとって『代えのきく存在』となるかもしれない。逆にそれができなければ、彼は指名打者(DH)として大谷翔平のバックアップ(保険)にとどまるか、あるいはトレード要員となる可能性がある」とも指摘。生き残りをかけたデパウラの冬が始まる。