巨人は6日、今季限りで現役を引退した内野手の湯浅大氏(26)が三軍内野守備走塁コーチに就任すると発表した。秋季キャンプ第3クール初日となる7日からチームに合流し指導を開始する。

 チームきってのユーティリティプレーヤーが指導者として第2のステージへと一歩踏み出す。湯浅は2017年のドラフト8位で巨人に入団。走力と堅実な守備を武器に20年には自身初の開幕一軍入りを果たした。21年にはプロ初安打も記録すると、代走や守備固めなどの起用を中心に33試合に出場。打撃でも3割8分5厘(13打数5安打)と少ないチャンスで結果を残した。

 22年にはキャリアハイとなる63試合に出場したが、以降はなかなか結果を残せず出場機会が減少。今季開幕前は故障した増田大に代わり侍ジャパンのサポートメンバーに選出されるなど大舞台での経験も得た湯浅だったが、レギュラーシーズンは4試合の出場にとどまると、10月25日に戦力外通告を受けた。

 自主トレをともにした師匠・坂本勇人よりも一足早く現役を退くこととなった湯浅だが、今後は松井新監督の元、支配下昇格&一軍昇格を目指すヤングGたちを後押しする大役を務め、名手・坂本の後継者を育成していけるか注目が集まりそうだ。