〝高齢化問題〟は心配無用? ワールドシリーズ(WS)の3連覇を逃したドジャースで主力野手陣の加齢による衰えが相次いで指摘されている。

 しかし、かつてマリナーズなどでプレーし、オールスター戦にも2度出場した解説者のハロルド・レイノルズ氏(65)は、往年の名選手たちは40歳を過ぎても活躍したと反論し、来年のWS優勝チームをドジャースと予想している。5日(日本時間6日)に放送されたMLBネットワークの番組「ホットストーブ」で、同氏は今オフのFA市場の目玉選手であるタリク・スクバルと再契約できなかったとしても「(ドジャースは)信じられないほどの才能がそろっている。投手力もある」と力説した。

 特に野手については、大谷翔平投手(32)、ムーキー・ベッツ内野手(34)、フレディ・フリーマン内野手(37)の主力3人に加え、テオスカー・ヘルナンデス外野手(34)とマックス・マンシー内野手(36)が脇を固めていると解説。「高齢化しているという話は耳にする。ムーキー、フレディ、翔平はいずれ野球の殿堂入りする。そういった資質を備えた選手たちは、40歳までプレーして結果を残す。アルゴリズムは関係ない。実際にプレーしながらそういう選手たちを見てきた」と力を込めた。

 加齢をはね返した〝前例〟としてレイノルズ氏が挙げたのは42歳で129安打、18本塁打を記録した1990年のカールトン・フィスクや、40歳で169安打、26本塁打を放った92年のデーブ・ウィンフィールド、42歳で24本塁打を放った2022年のアルバート・プホルスら。「選手はもう活躍できない、と考えることにとらわれすぎている。私はまだできると思う」と訴えた。

 また、限界説もささやかれる大谷の二刀流の復活にも期待を寄せた。「本人の中では明らかに自分は二刀流の選手だし、私もそう思う。投打の両方をこなしながら、もう1シーズンを乗り切る方法を見つけると思う」。さらに「彼自身が基準をあまりに高くしたから、我々は『30本しか打たなかった』と言ってしまう。ちょっと待ってくれ。30本打って、彼と同じことができる選手が何人いるんだ」と過去の実績が評価を厳しくしていると指摘した。

 年齢を重ねても、名選手たちは結果を残してきた。来季のドジャースも新たな一例を刻めるか。