阪神からポスティングシステムでのメジャー移籍を目指す佐藤輝明内野手(27)に、韓国から思わぬ〝ライバル〟が出現した。

 韓国メディア「スターニュース」は5日にMLB挑戦を目指す韓国ハンファのノ・シファン内野手(26)について、フィリーズの三塁補強候補として米国内で評価が高まっていると報道。佐藤の獲得にも関心を寄せるフィリーズに対し、同じ三塁手の韓流大砲を猛プッシュしている。

 同記事が引用したのは米メディア「ザ・ボールズ・アウタ・ヒア」の分析だ。フィリーズは今オフ、正三塁手のブレグマンがFAで退団する可能性があり、後釜の確保が急務。そこで浮上したのが、KBO通算957試合で153本塁打を放ったノ・シファンだという。

 もっとも、打撃能力では佐藤に軍配が上がると認めている。KBOはNPBより競技レベルが低く、ノ・シファンの打撃成績も佐藤には及ばないとした一方で、獲得費用を考慮すれば「費用対効果に優れた選択肢」と評価した。

 さらに強調したのが左右の違いだ。フィリーズ打線はハーパー、シュワバーら左の強打者に偏っており、右打者のノ・シファンなら打線のバランスを改善できると指摘。「メジャー平均レベルの成績を残すだけでも、チーム屈指の右打者になれる可能性がある」と期待を寄せた。

 ノ・シファンも三塁守備には不安を抱えるものの、記事では韓国市場への進出という営業面のメリットまで強調。佐藤の獲得に失敗した場合の代替候補として売り込んでいる。

 日韓の大砲が海を渡る今オフの移籍市場。韓国メディアからは「サトテルもいいけど、ウチの大砲もお買い得ですよ」とばかりの熱烈な推薦状が飛び出した格好だ。