今オフのFA市場で〝禁断の移籍〟が実現するのか。ヤンキースからFAとなったジャズ・チザム・ジュニア内野手(28)の新天地に、同じア・リーグ東地区の宿敵ブルージェイズが浮上。実現すれば岡本和真内野手と同僚となる。
米スポーツ専門局「CBSスポーツ」は4日(日本時間5日)、有力FA選手の移籍先予想を掲載。チザムについて、マイク・アクシサ記者はブルージェイズ、デイン・ペリー記者はタイガース、マット・スナイダー記者はダイヤモンドバックスを挙げた。
最大の注目はトロント行きだ。チザムは2025年に31本塁打、31盗塁を記録した一方、今季は打率2割3分1厘、19本塁打と失速。それでも41盗塁をマークし、機動力は健在だ。アクシサ記者はブルージェイズが左打者の長打力を必要としていると分析。アーニー・クレメントの起用法も踏まえ、チザムの二塁起用を有力視した。岡本が三塁、チザムが二塁を守る布陣が実現すれば、右の岡本と左のチザムで攻撃にも厚みが増す。ヤンキースには厄介な戦力流出となる。
ペリー記者は元ヤンキースのグレイバー・トーレスがタイガースで成功した前例に着目。スナイダー記者はケテル・マルテのトレードを前提に、ダイヤモンドバックス移籍を予想した。
一方、ワールドシリーズ進出を果たしながら世界一を逃したレイズからFAとなったフレディ・ペラルタ投手(30)にも意外な予想が飛び出した。アクシサ記者が挙げたのは、村上宗隆内野手(26)を擁するホワイトソックス。先発陣が手薄で、救援投手に頼りがちなチームにとって、計算できる先発右腕はうってつけという見立てだ。村上とペラルタが投打の柱となれば、上昇ムードにあるチームの勢いは一気に加速しかねない。
もっとも、ペリー記者はレイズ残留を予想。メッツから移籍後に復調し、優勝決定シリーズのMVPに輝いた実績を評価。新球場計画などを背景に球団が資金を投じる可能性を指摘した。スナイダー記者はマリナーズ移籍を推す。
マリナーズからFAとなったランディ・アロザレーナ外野手(31)にはフィリーズを推す声が2人から上がった。いずれも大胆予想だが、日本人選手との〝新コンビ〟誕生も含め、ストーブリーグは波乱含みだ。












