名将の本音発言をチームの強化に生かせるか。米メディア「エッセンシャリースポーツ」は3日(日本時間4日)、「ブルワーズのパット・マーフィー監督は、自身の物議を醸した発言についてヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMに電話で説明したと語った」との記事を配信した。

 レイズとのワールドシリーズを制したグラウンド上で、マーフィー監督は元ヤンキースのジェイク・バウアーズ内野手(31)にマイクが入っていることを知らず、「あのクソみたいなヤンキースにいた頃を思い出してくれよ。お前らはみんな自分のことしか考えてなかったんだ」と言い放つと、「これが俺たちのやり方だ」とさけんだ。

 球団史上初の世界一に興奮しての発言だったが、この動画が一気に拡散されマーフィー監督はヤンキースのキャッシュマンGMに電話で直接謝罪。指揮官は「2026年のヤンキースが利己的だと言いたかったわけではない。ただ、高額年俸の選手が多いチームのことを言っていただけだった…ジェイクが以前ヤンキースに所属していたことを知っていたので、ヤンキースを例に挙げた」と火消しに奔走した。

 もっとも同メディアは「ヤンキースはこの声明を警鐘として受け止めるべきだ」と主張。2009年を最後に世界一を逃している伝統球団に改革を求めた。

「ヤンキースはマーフィー監督の発言を個人的な侮辱と捉えるのではなく、自らの問題点を検証すべきだ」と前置きすると、「キャッシュマンGMは、選手構成とパワー、層の厚さ、そして頼れる貢献者のバランスを統括する。ブーン監督は、10月に打線が振るわない時にラインアップや日々の意思決定を管理する。ハル・スタインブレナーはオーナーとしての優先事項を設定し、球団全体におけるそれらの選択の背後にある決定を監督する」とブルワーズのチーム運営を見習うべきだとした。