阪神・藤川球児監督(46)が18日午後、大阪市内の阪神電鉄本社で秦オーナーにシーズン終了を報告した。
今季はシーズン終盤の10月まで2位・巨人との大接戦を繰り広げた末、3日に球団初のリーグ連覇を達成。しかし、セ王者として迎えたクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージでは3位・DeNAに痛恨の4連敗を喫し、前日17日に無念の終戦を迎えた。
報告後の会見では「昨日敗れたことで頭がいっぱいでしたが、ほんの10日前に優勝をなんとか決めた。一夜明けると今はスッキリした気持ちもどこかある」と率直な心境を漏らしつつ「必死に毎日を過ごして勝ち切れたことを誇りに思います」と激動のシーズンを振り返った。
今季は石井、近本ら投打の主力が故障のため離脱。不動の1番打者や鉄壁のリリーバーを欠くなど、苦しい戦いを強いられた時期もあった。それだけに指揮官は「選手の故障や疲労に対して、さらに球団と現場が一体になって選手のケアやバックアップをしていく。いろんな角度から球団を見つめ直し、さらに高みを目指す組織にしようと」と力説。
選手のコンディション管理を含めたサポート体制の強化を訴え「日本一の組織をつくろう」と球団一丸でのレベルアップを誓った。
会見に同席した粟井一夫球団社長も「タイガースが強くあり続けるために絶対に必要な監督」と藤川監督の手腕を高く評価。一方で「総じて選手層に厚さが足りないと痛感したシーズンだった」と課題も口にした。
その上で「生え抜きのレギュラー選手でチームづくりをする方針は変わらない」としながらも、FAや外国人、トレードなど「あらゆる手段を使って、そのウイークポイントをできるだけ埋めたい」と積極補強を示唆。シーズン途中の戦力補強も視野に入れ、来季の3連覇と日本一奪還へ向けて現場を全面的にバックアップする構えを示した。












