名門ヤンキースは今季も頂点に届かなかった。ポストシーズンに進出してワイルドカードシリーズはレッドソックスに完勝したが、地区シリーズでレイズにまさかのスイープ負け。主砲ジャッジ不在の影響が指摘された。

 今季のヤンキースは100試合近くをジャッジなしで戦い、東地区で2位につけた。終盤からハンディを感じさせない戦いぶりを見せ、2009年以来の頂点への期待も高まってきていた。スターレジェンドのデレク・ジーター氏(52)は「FOXスポーツ」でヤンキースとパドレスのWS決戦を予想し「正直に言ってヤンキースは投手陣の活躍でサプライズチームであるパドレスを破る」と口にしている。

 一方、同じくスターOBのアレックス・ロドリゲス氏(51)はジャッジ不在を早くから懸念し、ラジオ局「WFAN」で「ジャッジは大きくチームを変える選手であり、ロッカールームにおける彼の存在、ファン、オーナー、チームメートにとっても唯一無二です。ジャッジなしで優勝するのは非常に難しいと思う」と予想していた。

 米メディア「ザ・ヘビー」は「ジーターは間違っていた。ジャッジが負傷していたにもかかわらず大きな期待を寄せていた。しかし、彼らはレイズ相手にまったく歯が立たなかった」とし、一方で「ロドリゲスの指摘は正しかった。ヤンキースは優勝に近づくことすらできなかったのだから」と伝えている。ヤンキースの17年ぶりの優勝は叶わず、レジェンドの〝予想対決〟はAロッド氏に軍配が上がった。