カブスとの5年契約が今季限りで満了となる鈴木誠也外野手(32)の去就に注目が集まっている。今季は4年連続で20発超えを果たした上に、ゴールドグラブ賞の右翼手部門で初めて最終候補に選出されるなど攻守にわたって活躍。希少価値の高い右の強打者でもあり、今オフのFA市場では目玉の1人となっている。
米メディア「ファンサイデッド」は鈴木の移籍先候補をランキング形式でピックアップ。最有力候補のトップに挙げたのは岡本和真内野手(30)が所属するブルージェイズだ。
79勝83敗でア・リーグ東地区最下位に終わったブルージェイズは得点数と本塁打数でメジャー全30球団中、最下位。「結局のところ、岡本和真以外に期待通りの活躍を見せた選手はいなかった」と今オフは強打者の獲得が最優先事項だという。
「鈴木は現在ネイサン・ルークス、ブレット・ベイトマン、アディソン・バーガーらで構成されている外野陣の大きな穴を埋め、チームが切実に必要としている長打力を提供できる存在だ。2026年シーズン、ブルージェイズで15本塁打以上を記録したのは岡本ただ一人。鈴木のOPS.841という数字は、2026年に規定打席に到達したブルージェイズの全野手の中でトップの成績を70ポイント以上も上回るものだ。ブルージェイズは今オフ、契約満了に伴い多額の資金が浮く見込みであり、惨たんたる結果に終わったシーズンの後だけに、勝利への意欲はこれまで以上に高まっているはずだ。彼らが鈴木の獲得に動くことを阻むものは何もない」とした。
2位はフィリーズ、3位がカブス、4位がレッズ、そして5位にしたのが同じシカゴで、村上宗隆内野手(26)が所属するホワイトソックス。
「カブスファンにとってつらい話になるかもしれない。鈴木誠也がカブスの同じ街のライバルチームに加わる可能性が極めて高いとは言わないが、理にかなった選択ではある。ホワイトソックスは衝撃的なポストシーズン進出を経て、さらなる大型補強に動ける状況にある。それに、チーム構成が極端に左打者に偏っているという事情もあり、このバランスは改善が必要だ」と指摘。さらに「アントナッチ、鈴木、村上、バルガスを並べた上位打線は、リーグ屈指のものになるはずだ。投手陣の補強が優先課題であるため、このリストでは5位にとどまっているが、もしオーナーのジェリー・ラインズドルフがこれまでになく資金を投じる覚悟があるのなら、鈴木はホワイトソックスにとって非常に魅力的なピースとなるはずだ」と大穴候補に指定した。












