阪神は16日のDeNAとのCSファイナルステージ第3戦に0―4で3試合連続の零封負け。1勝のアドバンテージを含めて1勝3敗となり、とうとう敗退の崖っぷちに立たされた。
この日は3冠王・佐藤と森下がコンディション不良のため、ベンチ入りしたもののスタメン外。打線の大改造を決断した藤川球児監督(46)は1番に立石、3番に近本、4番に大山を据え、5番には前川を起用して大一番に臨んだ。
しかし、その前川も2回の第1打席で死球を受けて途中交代。試合後に「左手小指の骨折」と発表され、まさに踏んだり蹴ったりの状況となった。
打線は初回一死から中野が右前打を放って以降、7回二死一塁で高寺が中前打を放つまで無安打。主砲2人を欠いた影響は計り知れず、計2安打で得点の糸口すらつかめなかった。藤川監督は「(佐藤と森下は)厳しい状況には変わりはないと思う。ですけど、その時のベストを尽くして明日、明後日、日本シリーズまでと彼らも取り組んでいる。明日以降のために最善の努力をチームスタッフとやっている」と強調した。
長いペナントレースを戦い抜けば、特に主力は満身創痍に陥る。チーム関係者は「佐藤も森下もシーズン中に別メニュー調整をしていたとはいえ、WBCからフルで出ていたら疲労もたまるし、ケガも避けられない」と指摘。さらに「佐藤と森下だけじゃなくて、主力メンバーも万全ではない中でやっている状況です。チームとしてもしんどい雰囲気になってしまっている」と苦しい内情を明かした。
球団初のリーグ連覇を達成したのは139試合目。その代償は大きく、佐藤と森下だけでなく別の主力もパンク寸前の状態にあるという。だが、日本シリーズに進出するにはもう負けられない。このまま〝故障ドミノ〟にのみ込まれてしまうのか…。












