メッツの次期監督候補、カルロス・ベルトラン氏(49)が監督就任に消極的な姿勢を示した。

 6月にカルロス・メンドーサ監督を解任したメッツは現在、アンディ・グリーン監督代行が指揮を執っている。グリーン監督代行はシーズン終了後にフロントに戻る見込みで、次期監督には通算2725安打を誇る球団のレジェンドOBで、現在は球団の特別アドバイザーを務めるベルトラン氏の名前が挙がっている。

 そんなベルトラン氏を19日(日本時間20日)、地元局「SNY・メッツ」が直撃。「メッツの監督になる意欲はあるのか?」と尋ねた。ベルトラン氏は「メジャーリーグの監督を務めるというのは、非常に大きな責任を伴うものです。決してその重責を担うつもりがないわけではありませんが、今の私の人生の段階においては、父親であることや夫であることを大切にしたいと思っています。また、プエルトリコにある『カルロス・ベルトラン・ベースボール・アカデミー』の活動に関わることも大好きです。監督になれば、そうしたことに専念することはできなくなってしまいますから」と監督就任に後ろ向きな発言をしたという。

「とはいえ、監督人事の決定については、メッツ側のプロセスに任せたいと思います。デビッド(スターンズ編成本部長)も、監督選考のプロセスが必要になることは理解しているはずです。どのような形であれ、今後進められる決定が組織にとって最善のものになると信じています」

 2017年に現役を引退したベルトラン氏は19年11月にメッツの監督に就任。しかし、アストロズにサイン盗みスキャンダルを首謀していたことが明らかになり、1度も指揮を執ることなく翌20年1月に退任している。今年1月にはメッツ史上3人目となる殿堂入りを果たした。