西武・栗山巧外野手(42)が30日、楽天戦(ベルーナ)で行われた自らの引退試合&セレモニーを終え、現役ラスト安打を振り返った。

〝主役〟としての1日を涙を終え、メディアの前に姿を大きな拍手で迎えられた栗山は、8回の4打席目に飛び出した2152本目の中前打について、ユーモアを交えて言及した。

試合後、同期の「サンペイ」こと中村剛也(左)と肩を並べる西武・栗山巧
試合後、同期の「サンペイ」こと中村剛也(左)と肩を並べる西武・栗山巧

 この1本は現役最後の安打となっただけでなく、25年間ホームグラウンドだったベルーナでの今季初安打に。直前には同じく同期入団の「おかわり君」ことベテラン・中村剛也内野手(43)が5番・林安可外野手(29)の代打として登場。栗山は「代打おかわりの歓声がスゴすぎて、サンペイ(中村)に持ってかれたなと思ったんですけど…」と報道陣の笑いを誘い「(打席は)回ってくるものと思っていました。やっぱり、どうしてもベルーナで1本出したかった」と感慨に浸った。

 楽天4番手・秦の初球を振り抜いた一撃が、二遊間を抜けていくと、球場は大歓声。その瞬間を振り返り「最後のヒットなんで。ベストなヒットなんじゃないですかね。全員が僕の味方で『1本打ってくれ』っていう状況だった。皆さんに打たせてもらった最高のヒットだった」と、改めてファンへの感謝を口にしていた。