ホワイトソックスが村上宗隆内野手(26)と契約延長交渉を開始したとの報道を受け、早くも去就問題が取りざたされている。
村上は移籍1年目からバットが大爆発。昨オフの交渉では速球への対応が疑問視されたこともあり、最終的に2年総額3400万ドル(約54億円)にとどまった。それでも28日(日本時間29日)終了時で29本塁打。1か月超の離脱期間があっても99試合で描いたアーチの多さに評価は高まるばかりだ。
ゲッツGMは米番組に出演した際、すでに延長交渉を始めていることを認め「ここに長くいてくれたら最高だ」と明言。「我々が結んだ契約は球団の現状を踏まえると将来性のあるものだと捉えていた。そして彼は本当に大きな原動力になってくれている。ホワイトソックスもファンも活気を取り戻してくれた。間違いなくそうだ。彼を獲得できたことは、その活気を取り戻す上で大きな助けとなった」と手放しで称賛した。
一方の村上は7月に今後もホワイトソックスでプレーしたいかを問われ「はい、もちろん」と即答し「(移籍は)これまでの人生で最高の決断だった。僕たちは勝てるチーム」と強い忠誠心をのぞかせていた。
相思相愛にも映るが、さまざまな思惑が入り乱れる契約社会。老舗誌「スポーツ・イラストレイテッド」の電子版「ON SI」は「彼はダッグアウトやクラブハウスにおいて、チームの中でも特にエネルギッシュな存在の一人」と評した上で、先月の発言については「彼の言葉を信じないべきだというわけではないが、結局は金次第だ」とドライに指摘。「ホワイトソックスは他球団のオファーを上回る条件を提示し、村上にとってシカゴに残る価値があることを示さなければならない」と〝誠意〟を形で示すように迫っている。
ホワイトソックスはどれだけの年数、そして金額を提示するのか――。












