ベテラン右腕がV争いの大一番で帰ってくる。阪神・西勇輝投手(35)が25日の中日戦(バンテリンドーム)に先発し、約2か月ぶりとなる一軍のマウンドに上がる。
プロ18年目となった今季は6試合に登板して3勝2敗、防御率2・40。前回登板となった6月14日のオリックス戦(京セラ)では4回1失点と試合をつくったが、先発陣の兼ね合いもあり翌15日に出場選手登録を抹消された。
その後はファームで調整を続け、再昇格の機会をうかがってきた。「6月が終わってから、いい状態まで自分の中でコンディションを整えることができた。いつでもいけるように準備しているという感じですね」。
最終登板は11日のファーム・オリックス戦(SGL)だが、シート打撃への登板など実戦感覚も養いながら黙々と準備を重ねてきた右腕。「メンタルもコンディションもそうですし、チームのために少しでも貢献できるように自分に言い聞かせて、トレーニングやランニングを丁寧にやってきた」と力を込めた。
巨人が敗れ、阪神が引き分け以上なら優勝マジック「26」が点灯する一戦。それでも「そんなん関係ないかな。マジックがつこうがつかなかろうが、俺だけという感覚は全くない。1人のバッターに対してみんながしっかり集中して、ミスを少なくつないでいければ、おのずと勝ちが転がってくると思う」と冷静に語った。
今シーズンも残り32試合。「心強い野手、中継ぎが躍動していて、テルとかも若いですけど、クリーンアップにもすごく厚みがある。その中で投げられるというのは楽しみしかない」。目の前の打者に一球一球を丁寧に投げ込み、チームに勝利をもたらす。












