14年ぶりのクライマックスシリーズ進出が遠ざかる一敗だ。中日は14日の巨人戦に0―1で敗れて3連敗。これで借金は「16」となった。
中日先発・高橋宏斗投手(24)は7回1失点の好投実らず7敗目(2勝)を喫した。4回に中京大中京時代の同級生・中山に許した右前適時打が、決勝点となってしまった。
高橋宏の唯一の失点は、二死から四球と暴投で走者を得点圏に進めてしまった後のタイムリー。「もっと上を目指すのであれば、そういうところがなくなれば(高橋)宏斗はもう一皮むける。ただ先発としての仕事はしっかりやってくれたと思っています」と井上一樹監督(55)は合格点を与えたが、投手キャプテンを任せられながら、なかなかチームを勝利に導くことができない現状には、高橋宏も決して満足はしていないはずだ。
Aクラスを狙う中日にとって気になるのが、なぜか高橋宏と金丸夢斗投手(23)という左右のエース候補が投げる時に勝てないこと。ここまで高橋宏が先発したゲームでチームは3勝10敗。5勝9敗の金丸が先発した試合は7勝12敗と、いずれも黒星が大きく上回っている。
球宴後、高橋宏は3試合に先発。7月31日の広島戦(広島)では7回1失点、7日の阪神戦(京セラ)では5回2失点、そしてこの日の巨人戦は7回1失点といずれも好投しながら、勝利投手になることはできていない。また、金丸も防御率2・67(リーグ8位)と安定したピッチングを続けながら、打線との巡り合わせもあってか、6月19日の巨人戦(東京ドーム)で勝って以来、2か月間も勝利に見放されている。
井上監督は開幕前「宏斗と夢斗は両輪で働いてもらわなければならない」と2人の活躍に期待していた。中日の残りゲームは36試合。奇跡を起こすためには左右のダブルエースの活躍がマストだ。












