第108回全国高校野球選手権大会の第6日(10日・甲子園)第2試合でV候補の横浜(神奈川)が昨夏覇者の沖縄尚学を7―2で下し、初戦を突破した。
今秋ドラフトで注目される最速157キロ右腕・織田翔希投手(3年)が沖縄尚学打線をねじ伏せた。2回と6回に1点を失ったものの、9回二死まで139球を投げ、6安打2失点12奪三振。最速154キロをマークした。試合後には「内容としてはよくなかったところもあったが、しっかりとバッターを見て配球を組み立てることができたのでよかった」と手ごたえを口にした。
そんな織田の投球を見るべく、ネット裏にはNPB12球団のスカウトだけではなく、メジャーのスカウトが集結し1球1球に目を光らせていた。
あるセ球団のスカウトは「変化球でストライクが取れるようになってきている。カーブや追い込んだあとのフォークが生きていて、より真っすぐを速く見せられている」と春からの成長に目を見張った。
今春のセンバツでは初戦で神村学園(鹿児島)を相手に8回途中109球を投げ7安打2失点と粘投したものの、味方打線が相手エース・龍頭(3年)に封じ込まれ、0―2で初戦敗退。春の雪辱を果たすべく、球種を増やして得意球の直球が最大限に生きる配球を追求してきた。
別の球団スカウトは「ウチは先発が課題になっているから、織田くんを獲得できれば先発投手としてすぐにでも起用したい」と即戦力として絶大なる信頼を寄せた。
さらに別チームのスカウトは「ゆくゆくは日本を代表するピッチャーになると思う」と日本球界を背負う期待の新人投手になる素質は十分あるとした。












