ドジャースのカイル・タッカー外野手(29)が4日(日本時間5日)、敵地シカゴでのカブス戦に「6番・右翼」で先発出場。2回の第1打席で10号ソロを放ち、完全なるヒールと化した。
敵地といってもリグリー・フィールドは昨季の本拠地。前日3日(同4日)の同戦でカブスファンから大ブーイングを浴びせられたが、好結果を残したことでますます激しい反応を集めることとなった。二死無走者の場面で相手先発右腕・アサドが投じたシンカーが甘く入ったところを逃さず捉え、反対方向の左翼席へ先制弾を叩き込んだ。
怒号に近いブーイングはタッカーが涼しい表情でダイヤモンドを一周する間にボリュームを増し、スタンドに飛び込んだホームランボールはグラウンド内に〝ポイ捨て〟。タッカーは直後の右翼守備でホーナーが放った飛球をダイビングキャッチするなど集中力を欠かさなかったが、改めて敵意を示された形だ。
それでも一部のカブスファンは収まらず、米国のSNSには「もっとブーイングしろ」といった呼びかけや「タッカーなんか大嫌いだ」「ますますタッカーが嫌いになった」などと投稿。かえって怒りを倍増させる結果になってしまったようだ。
昨オフにカブスからFAとなったタッカーは、4年総額2億4000万ドル(約380億円=当時)の大型契約でドジャースに移籍。MLBではかつて在籍した選手にブーイングを浴びせることはよくあるが、新天地で不振が続いていた中での一発に古巣のファンのフラストレーションはたまる一方のようだ。












