ホワイトソックスの村上宗隆内野手(26)は29日(日本時間30日)に本拠地シカゴでのヤンキース戦に「2番・一塁」で先発出場し、8回に3試合ぶりの本塁打となる23号を放った。

 本拠地のファンが総立ちになったのは3―4の8回一死無走者だった。3番手の右腕ブラックバーンの初球、外角低めの81・2マイル(約130・7キロ)のカーブを豪快にすくい上げて逆方向へ。角度28度、打球速度104・6マイル(約168・3キロ)で美しい放物線を描くと、中堅左の観客席に飛び込んだ。同点の23号は飛距離404フィート(約123・1メートル)だった。2018年にエンゼルスの大谷翔平(現ドジャース)がマークした22本を抜き、日本選手1年目ではブルージェイズの岡本和真(24号)に次ぐ2位になった。

 故郷・熊本は28日に震度7の大地震が発生。余震が続く中、救助活動が続けられている。「自分自身も(10年前の熊本地震を)経験している。本当に怖い経験だった。自然災害なのでどうすることもできないけど、すごく心配。応援で力をもらっているし、こういった時こそ少しでも力になれるように頑張りたい」と誓っていたが、有言実行となった。