パドレスがどうにも波に乗れない。21日(日本時間22日)に行われた敵地でのレンジャーズ戦は3―4で惜敗。3点を先制された直後の4回の攻撃で6安打を集中させて同点に追いついたが、すぐさま1点を勝ち越されて万事休した。
この日の一戦ではマニー・マチャド内野手(33)のプレーに普段以上の注目が集まった。前日20日(同21日)の同戦で延長10回に起死回生の決勝13号3ラン。今季は開幕から不振にあえぎ、打率が1割台に低迷する中で飛び出した〝ここぞの一発〟に完全復活を予感させたからだ。
気持ちが高揚していたのか、試合後にはビッグマウスも炸裂させた。米メディアを前に「(打率が低くても)ホームランも打っているし、打点も稼いでいる。重要な場面で俺が打席に立つ時、相手のピッチャーは(今日のように)俺が大ダメージを与えるかもしれないとおそれるべきだ」と胸を張り「俺のユニホームの背番号を見れば、俺が誰だか分かるだろ」とまで豪語していたからだ。
昨季はメジャー通算350本塁打と2000安打の偉業を達成。今季の不振を吹き飛ばし、いよいよ心身ともに充実してきたことを受けて「マチャドがMLB全体に警告を発した」などと報じられていたのだが…。マチャド自身は4回の集中打でチャンスを広げる左前打を放って3打数1安打1四球。ただ、チームスポーツの野球ではやはり一人だけの力では勝敗をコントロールできなかった。
他球場ではマチャドが最もライバル心を燃やすドジャースがオリオールズ戦に1―12で惨敗。地区首位を走る宿敵とのゲーム差を縮めるチャンスだったが、お互いに敗れて「9差」のままとなった。チームは次カードのツインズ戦を経て26日(同27日)から本拠地にドジャースを迎えて3連戦。今月は2連勝が最長で7勝11敗と黒星が先行しており、まずは直接対決の前に陣容を整えられるかが鍵となりそうだ。












