米老舗誌「スポーツ・イラストレーテッド」の電子版「ON SI」は19日(日本時間20日)にドジャースの大谷翔平投手(31)について「故障への懸念にもかかわらず、大谷翔平は依然としてナ・リーグMVPの圧倒的本命」と報じた。

 選挙結果やスポーツの受賞レースなど将来起こる出来事について、参加者が予想を売買する米国の予想市場「カルシ」のオッズをもとに、大谷のナ・リーグMVP受賞確率が圧倒的1位の85%と評価されていることを紹介。2位はメッツのフアン・ソトの6%、3位はナショナルズのジェームズ・ウッドの5%で、大差を付けている。米オンラインカジノ王手「FanDuel」のナMVP予想では大谷がマイナス3000で、2位のソトがプラス2000、3位がダイヤモンドバックスのコービン・キャロルのプラス3500ともはや勝負にならない状態だ。

 大谷は登板翌日である11日(同12日)の敵地パイレーツ戦に「1番•DH」で出場し、左ヒザに違和感を感じたため、途中交代。炎症が見られたことから、翌日の試合を欠場したが、すぐにスタメン復帰。また、直近のレイズ戦では投球する右手中指から出血し、その血がユニホームに付着したことで心配の声も上がった。しかし、同サイトはこうした故障への懸念がある中でも、大谷のMVP受賞確率はほとんど変動していないと指摘した。

 大谷は、今季、打者として打率2割9分6厘、15本塁打、42打点、出塁率4割1分8厘はリーグ1位、OPS0・962は同2位だ。投手としても7勝2敗、防御率1・47、78奪三振、クオリティースタート(6回以上投げ、自責点3以下)10回はメジャー3位タイと安定している。ともに超一流の数字だ。

「大谷の唯一と言っていいつまずきは、直近2試合の先発登板」と同サイト。「10日(同11日)のパイレーツ戦では6安打を浴び、4失点(自責点3)、さらに本塁打も許した。続く17日(同18日)のレイズ戦でも7安打4失点だった。6月は防御率が3・38と今季最も悪い月となっており、シーズン序盤0・74からこの1か月でほぼ倍増した。それでも依然として1・47というエリート級の数字を維持している」
 
 投打二刀流でトップクラスの成績を残している大谷。MVPレース独走は当然だ。