米国・AEWの「AEW COLLISION」(テキサス州シュガーランド)が17日(日本時間18日)に放送され、オカダ・カズチカ(38)とKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介=31)の因縁対決が激化の一途をたどっている。

 5月24日のPPV「DOUBLE or Nothing」でオカダは、保持していたAEWインターナショナル王座の防衛戦で、竹下の挑戦を受けた。同じ「ドン・キャリス・ファミリー」ながら敵対していた2人の決着戦となり、大激闘の末にオカダが敗れ、竹下にベルトを奪われた。試合後には竹下がカイル・フレッチャーから暴行を受け、ファミリーを追放されていた。

 一方、AEW世界王者のMJFとマーク・ブリスコがそれぞれチームを結成し、新日本との合同興行「Forbidden Door(FD)」(28日=日本時間29日、カリフォルニア州サンノゼ)で、金網マッチを戦う。この日のメインでは「FD」の金網戦に向けて、MJFはオカダらファミリーと共闘。ブリスコ軍との12人タッグマッチが予定された。ブリスコ軍のメンバーが不明の中、オカダはフレッチャーとともに、ブリスコの仲間で新日本プロレスの石井智宏をバックステージで襲って戦闘不能に追い込んだ。石井は新日本マットでユニット「CHAOS」の同僚だったが、「一生寝てろ!」と吐き捨て容赦しない。

 オカダはMJF、フレッチャー、ケビン・ナイト、アンドラデ・エル・イドロ、ジェイク・ドイルとチームを結成。リングに上がり、ブリスコ軍の入場を待った。バックステージのブリスコはユニット「コングロマリット」の仲間オレンジ・キャシディ、ロデリック・ストロング、カイル・オライリーに加え、竹下を紹介。竹下は「オカダ! あんたが大嫌いだ」と画面越しに挑発する。6人目のメンバーはカリスマ人気のダービー・アリンに決まった。

 迎えたメインイベントは大乱戦になり、オカダは竹下と激しく殴り合う。竹下はノータッチ式トペ・コンヒーロで、場外に落ちたオカダら5人を敵味方まとめてなぎ倒した。オカダは混戦の中で、キャシディにツームストーンパイルドライバーを発射。リングインしてきた竹下にはレインメーカーを放つがかわされ、ランニングニーを浴びて場外に転落した。残った竹下は激しい攻防から、フレッチャーをブルーサンダーボムで叩きつけた。

 前哨戦の最後にはドン・キャリスが介入し、エプロンに立ってレフェリーを引きつけた。アシストを得たMJFは、ストロングをワキ固めで仕留めて決着をつけた。28日の「FD」では、MJF軍とブリスコ軍がこの日と同じメンバーでスティールケージの中に入る。オカダと竹下の抗争は収束する気配がなく、金網戦でさらにヒートアップしそうだ。