スティーブン・スピルバーグ監督の新作「ディスクロージャー・デイ」が12日に米国で公開される。地球外生命体の真実が明らかになり、そのデータを公開しようとする科学者と、阻止しようとする勢力との闘いを描いた作品だ。スピルバーグ氏はCBSの情報番組で「宇宙人は間違いなく地球に来ているし、今もここにいると確信している」と発言した。
米では国防総省が5月8日と22日に「UFOファイル」を公開した。これまで約80年以上、米軍、NASA、FBI、国防総省などが機密にしてきたUFOに関する文書、画像、動画など222点を機密解除したばかりだ。スピルバーグ氏の発言でUFO界わいは盛り上がる一方、公開されたUFOファイルの〝甘さ〟を糾弾する動きがある。
UFOファイルでは、古すぎる情報、あいまいな画像、黒い点にすぎない赤外線レーダー動画ばかりで、NHI(ノン・ヒューマン・インテリジェンス=非人間的知性)に関する証拠は一切出ていない。
政治家やUFO専門家は「ホワイトハウスは、政府機関が保有するNHIに関する情報を国民に公開するとの約束を十分に果たしていない」と不満を持っている。
元米軍情報将校のデイビッド・グルシュ氏は2023年の米下院UFO公聴会で、内部告発者として「米国政府が墜落した機体から残骸と非人間的存在を回収した」と主張し、現在のUFOディスクロージャー(情報開示)の流れを作った。
そのグルシュ氏が米東部時間6月9日午後1時(日本時間6月10日午前2時)、米連邦議会議事堂前で集会を行い、米国民を代表して、トランプ氏に対して特定の機密文書の機密解除を求めるとともに、議会に対して情報公開関連法案の成立を直接訴える予定だ。
グルシュ氏は、自身が最高機密レベルの情報網の中で接したUAPおよびNHIに関する具体的証拠について語るとみられる。集会に出席するエリック・バーリソン下院議員は先日、米メディアに「トランプ大統領は、UAPに関する透明性向上へ向け具体的な行動を起こした初めての大統領だ。最近の情報公開は重要な第一歩。今度は議会が、キャリア官僚や情報機関関係者が大統領の指示を妨害しないよう監視しなければならない。そうでなければ、都合の良い情報だけが公開される『選択的開示』や、再び行き詰まりを招くことになる」として、国防総省の隠ぺい体質を批判した。
UFO事情通は「複数の連邦議員は『国防総省のブリーフィングではNHIの証拠の話を聞かされたのに、実際に公開されたUFOファイルの内容は曖昧過ぎる』として、国防総省が肝心なことを隠していることに不満を持っています。9日にぶちまける可能性があります」と指摘している。












