累計約30年間を刑務所や矯正施設で過ごした末、250億円超の宝くじに当選して一躍時の人となったジェームズ・ファーシング容疑者が、家庭内暴力容疑で逮捕された。当選後では4度目の逮捕となる。米メディア・WHAS11が28日、報じた。
ファーシング容疑者は2025年4月、米ケンタッキー州の数字選択式宝くじ「パワーボール」で1億6730万ドル(現在約274億円、当選時約241億円)の州史上最高額を当てた。しかし、その後わずか1年余りで4度も逮捕される異例の転落人生をたどっている。当選前まで累計約30年間を25か所の刑務所や矯正施設で過ごした常習犯罪者だったことも、大きな話題を呼んだ。
逮捕状によると、ファーシング容疑者は26日朝、女性とトラブルになった。女性は警察に対し、2人はボート遊びを終えてスコット郡シンシアナ・ロードにあるファーシング容疑者の自宅へ戻った後、口論になったと説明。ファーシング容疑者が両手で女性の首を絞めたと証言しており、女性の首にはみみず腫れが確認されたという。ファーシング容疑者は家庭内暴力による暴行と家庭内暴力による首絞めの疑いで逮捕された。
同容疑者は当選から数日後、フロリダ州でも逮捕されていた。警察官がファーシング容疑者と別の人物とのけんかを止めようとした際、保安官代理の顔を蹴ったとされ、警察官への暴行や逮捕への抵抗などの罪に問われている。
さらに、2025年11月に起きたひき逃げ事件でも逮捕され、その後、第1級故意危険行為と事故現場からの逃走・救護義務違反の罪で起訴された。
また、2026年2月には司法手続きの関係者を脅迫・威圧したとして逮捕され、この件でも起訴されている。
ファーシング容疑者は現在、ケンタッキー州スコット郡拘置所に収容されている。












