夏休みが本格的に始まり、王室一家は長年の伝統に従い、今後数週間のうちに夏の保養地であるバルモラル城へ向かう準備を進めていると見られているが、ヘンリー王子とメーガン妃が、チャールズ国王に招待されるかどうかが注目されている。英紙ミラーが26日、報じた。

 国王は、母である故エリザベス女王同様に8月と9月の一部をスコットランド高地にある6万5000エーカー(約260平方キロメートル)の広大な領地で過ごし、滞在中に様々な親族を短期間招く。しかし、ヘンリー王子とメーガン妃は、長年バルモラル城に滞在していない。

 2020年に劇的に王室の役割を放棄し、王室の親族との確執が深まって以来、ヘンリー王子夫妻も、子供であるアーチー王子とリリベット王女も、スコットランドの別荘で時間を過ごしたことはない。

 しかし、王室の和解の可能性を示す希望として、10日、ヘンリー王子夫妻が国王の私邸宅であるハイグローブを訪問し、国王は2人の孫たちと再会を果たした。

 チャールズ国王が孫たちに直接会うのは4年ぶりのことであり、多くの人々はこれを国王とヘンリー王子の関係改善の兆しと解釈している。

 関係が好転しているように見える今、ヘンリー王子、メーガン妃、そして子供たちが家族の再会のためにバルモラル城を訪れる可能性はあるのだろうか? 元BBC王室特派員で王室専門家のジェニー・ボンド氏は独自の見解を示している。

「国王とヘンリー王子夫妻の和解に関しては、小さな一歩ずつ進んでいる段階だと思う。ハイグローブで行われた再会のプライバシーが守られるかどうか、誰もがまだ見守っている。今のところは順調で、詳細が漏洩したり、写真が公開されるという噂もない。そして、この状態が維持される必要がある」。

 さらに同氏は「しかし、ウィリアム皇太子一家がバルモラル城に滞在している時に、ヘンリー王子とメーガン妃が招待されるとは到底考えられません。他の王室の家族にも、同時期に滞在したいかどうかを尋ねなければならないでしょう」と語った。

 ボンド氏は「この城は王室にとってほとんど神聖な場所です。故女王が最も幸せを感じ、そして亡くなった場所です。ヘンリー自身もバルモラルがいかに特別な場所かについて書いています。回顧録『スペア』の中で、彼は当時どれほど幸せだったか『私にとってバルモラルは常にまさに楽園でした。ディズニーワールドと神聖なドルイドの森を合わせたような場所です』と語っています」と続けた。

 同氏はヘンリー王子がいつか自分の子供たちにバルモラル城がどんな世界なのかを見せたいと考えており、ヘンリー王子夫妻が今年バルモラル城を訪れる可能性は低いとしながらも、将来的に状況が変わる可能性はあると考えている。

「ヘンリー王子と家族が今年バルモラル城を訪れる可能性は低いと思います。でも、もし少しずつでも進展があれば、ヘンリーは子供たちにこの魔法のようなスコットランドの城の素晴らしさを見せたいという願いをかなえられるかもしれません」とボンド氏は結論づけた。