巨人の戸郷翔征投手(26)が27日のソフトバンク戦(東京ドーム)に先発し、7回7安打1失点の好投で今季2勝目を挙げた。チームは連敗を「5」で止め、本拠地で久々の白星をつかんだ。

 戸郷は3回、山本恵の適時打で先制点を許したが、5点の援護を背に立ち直った。以降は追加点を与えず、今季最長タイとなる7回117球を投げ切った。打撃でも3回裏、G打線が作った満塁のチャンスで自らを援護する適時打を放ち、この回5点目を挙げていた。

 チームは前日26日、阿部慎之助前監督(47)の突然の辞任発表に揺れた。それでも、この日は投打がかみ合い、ベンチには明るい表情が戻った。お立ち台では「ジャイアンツはここで終わるわけにはいかないですし、なんとか前を向いていかないといけないので勝ててよかったです」とうなずいた。

 さらに「(阿部)監督もテレビで見てると思うし、やっぱりジャイアンツが勝つことが1番嬉しいことだと思います。3年弱ですかね。今まで監督が作り上げた選手たちが活躍してると思いますし、監督の無念を晴らすって意味でも、僕らが優勝しなきゃいけないです。優勝すると、やってきたことが良かったんじゃないかって監督自身も思うと思いますし。それが選手の使命だと思います」と阿部前監督への思いを話し、「いろいろありましたけど一つひとつ勝ちを積み重ねていって、チームの勝利に貢献していきたいなと思います」と前を向いた。