ドジャースの〝キケ〟ことエンリケ・ヘルナンデス内野手(34)は26日(日本時間27日)に本拠地でのロッキーズ戦に「9番・三塁」で先発出場し、3回に今季1号、4回に中堅二塁打を放つ活躍を見せていたが、5回の守備から交代した。球団は理由を左腹斜筋を痛めたと発表し、ロバーツ監督は「負傷リスト(IL)に入れることになる」と語った。
試合後に会見したキケは「昨日の打撃練習中にちょっとやっちゃったんだ。かなり恥ずかしかった。その直後にみんなに『痛みはない』って話さなきゃいけなかったし、その時はただ変な張りみたいな感じだと思ってた。腹斜筋をやったことがなかったから、自分でも何を感じてるのか分からなかった」と話すとこう続けた。
「今日来た時点ではあまり状態は良くなくて、治療も受けた。でもプレーできると思った。ホームランのスイングは最悪だったし、その次の打席では初球を空振りした時点でも良くなくて、その後はもう〝生き残りモード〟だった。明日検査してわかると思う」
左ヒジ手術の影響で開幕から負傷者リスト(IL)入りしていたキケは25日(日本時間26日)の同戦でメジャー復帰したばかりだった。
「控えめに言ってもフラストレーション。自分が離脱していたことだけじゃなくて、戻ってきたことで誰かがロースターから外れたりもしてるわけだし。それなのにチームに4打席しか貢献できなかった。かなりキツいよ。今は打ちのめされた気分。明日、少しでも良い結果が出ることを願っている」
これまで多くのケガを経験しているが、無理してプレーを続けてきた。
「今日はそれをちゃんと止めた。他の年だったら少なくとも試合を最後までやろうとしてたと思う。でもレッドソックス時代の体幹のケガとか、去年のヒジとか、いつも無理して続けて、結局もっと悪化させてきた。今日は、『このまま続けたらシーズン残り全部を失う危険がある』って感じた試合だった。だからもう無理だって伝えた」
過去のケガと比較して「大したことないと思ってた。でも実際は大したことだったみたいだ」と落胆していた。試合後、ロバーツ監督とベンチで話し込み、「最後までプレーできなくて申し訳ない」って伝えたところ、「こういうこともある、でも大丈夫だから顔を上げろ」と励まされたことを明かした。
27日(同28日)の検査次第で復帰時期が分かる。「腹斜筋は初めてだから最低でも数週間はかかるんじゃないかな。ベストケースならグレード1くらいで、2~3週間で戻れたらいいなと思ってる。でも実際は分からない」
すっかり落ち込んでしまったキケ。今回の決断がプラスになることを祈るばかりだ。












