阪神・藤川球児監督(45)が24日に甲子園で行われた一軍全体練習を見守った。前カードのDeNA戦(横浜)では〝投壊〟で痛恨の2連敗を喫したが、23日は雨天中止。この日も試合はなく、2日間の調整をチームの立て直しにつなげる構えだ。
ここまで22試合を終え、首位・ヤクルトに次いで2位につける猛虎軍。しかし昨季は救援防御率1・96と圧倒的な数字を残した自慢のリリーフ陣が、今季は3・29と本来の安定感を欠いている。
昨シーズンはブルペンを支えた石井大智投手(28)が「左アキレス腱(けん)断裂」のため長期離脱。さらに及川雅貴投手(25)も調子が上がらず二軍調整中と台所事情は決して楽ではない。
そんな中、新助っ人のダウリ・モレッタ投手(30)、湯浅京己投手(26)が11試合に登板。さらにドリス、桐敷も10試合に登板しており、セ・リーグの登板数トップ3以内に阪神の4投手が名を連ねるなど、年間70試合ペースの登板が続いている。
それでも指揮官は〝火の玉流マネジメント〟のもと、選手のコンディションを最優先に考える方針を徹底。昨季からリリーフ陣の3連投は極力回避するなど、負担軽減やケガ防止に努めてきた。
だからこそ25日からの広島2連戦を終えると、28日からはヤクルト、巨人、中日との連戦も控えるが「もともと分かった上でやっています。この日程も分かっていますし、この後にゴールデンウイークの9連戦があることも、もちろん理解して進めています」とキッパリ。
その上で「この週末が2試合という中で、今日も午前中に練習ができている。そういう意味ではリズムがすごくいいですし、いい練習になったように感じましたね」とこの調整期間を前向きに捉えていた。
救援陣の再整備は急務だが、〝登板過多〟となれば長いシーズンで反動も出かねない。目先の勝利だけでなく、先を見据えた運用で難局を乗り切っていく。












