ホワイトソックスが10日(日本時間11日)の本拠地ブレーブス戦を2―0で下し、リーグ中地区で5年ぶりの首位となった。主砲村上を右太腿痛で欠く中で3年連続100敗の弱小チームがまさかの大躍進を遂げている。

 とはいえ、このまま突き進むにはまだ課題山積のようで、地元メディア「サウスサイド・ショウダウン」は「外野陣にも疑問が残るし、手ごわい左投手対策のために右打者がもう1人必要だ」とし、さらに「最も必要なのは間違いなく投手陣だ。シュルツの負傷、サンドリン、フェデ、ケイも不調でローテが不安定となっている。Wソックスファンが開幕当初から懸念していた問題が現実になりつつある。ベテランの先発投手が必須だ」と提言している。

 8月3日のトレード期限が近づく中、米メディア「ESPN」のジェフ・パッサン氏はエンゼルス左腕のデトマーズを適任として挙げているが、「サウスサイド――」は「ロッキーズの菅野智之投手は打者有利な球場で好成績を残しており、短期契約のベテランとしてチームに加えるのにうってつけだろう。プレーオフの先発に組み込める可能性の高い選択肢になる」とベテラン右腕の必要性を訴えた。

 菅野は9日(同10日)のカブス戦に先発し、5回6安打3失点で6勝目(4敗)をマーク。経験値からくる投球術は申し分ない。有望な新人を要し、今後はケガから復帰する選手も増えてくるが「本格的にプレーオフが狙えるだけの投手力はない」とクリス・ゲッツGMの手腕に期待を寄せている。