「マイナビオールスターゲーム2026」第1戦(28日・東京ドーム)のMVPは全セ・細川成也外野手(27=中日)に決まった。

 名古屋のアーチストが大暴れだ。細川は「3番・左翼」で先発出場し、5打数3安打3打点、2本塁打と持ち前の打棒が爆発。3回、高橋光(西武)から2試合連続アーチとなる左中間へのソロ本塁を放つと、5回には大津(ソフトバンク)から左前打。第1戦に続いて快音が止まらなかった。

 6―7の6回には、この日2本目となる逆転2ランを放った。一死一塁で椋木(オリックス)の初球を強振し、打球はバックスクリーンへ一直線。中堅を守る周東(ソフトバンク)が早々に追うのを諦めるほどの特大弾となり、「(感触は)とてもよかった。自分でもびっくりしてます」と振り返った。

 試合開始前には球宴恒例のホームランダービーで初優勝。初戦はレイエス(日本ハム)との対決で場外弾を連発し、決勝では持ち時間を十分に残しながら3本目のアーチを描き、佐藤輝(阪神)を撃破した。

 試合後のお立ち台では「信じられない気持ちでいっぱいですけど、本当にこういう賞を取れてうれしいです!」と喜びが爆発。1本目のアーチには「完璧だったので、テルに続けてよかったです」と虎の主砲のアーチに加勢する一打に手応えを口にし、2本目には「もう自分でもどうやってたか覚えてないです」と柔和な笑みを浮かべた。

 さらに、「僕も現役ドラフトでずっとテレビで見てた側だったので、こうやってこの舞台で野球できてとても幸せです」と感慨深げに最高の一日を締めくくった。