新星ドリブラーが常勝軍団復活へ救世主となるか――。J1川崎は15日、川崎市内のグラウンドで公開練習を行った。今季から加入したMF長璃喜(おさ・りゅうき=18)は昌平高2年時に全国高校総体(インターハイ)で同校初の優勝に大きく貢献。これまで世代別の代表にも選ばれ、高校ナンバーワンアタッカーとして鳴り物入りで加入した。
そんな黄金ルーキーは、明治安田J1百年構想リーグ第10節のホーム鹿島戦(12日)で終盤から途中出場し、待望のプロデビュー。身長168センチと小柄だが、持ち前のドリブル力でペナルティーエリアに切り込み、シュートを放つなど強烈なインパクトを残した。この日の練習ではクールダウン中に、ボールと常に走る姿が印象的でさながら〝ボールは友達〟という様子だった。
デビュー戦を終え「シュートを打った場面でも(相手の)足が出てくるとは思わなかった」とJ1の守備レベルの高さを痛感。ただその中でも「高い位置で持ったときのドリブルや、1対1は小さい頃からやってきた。背も小さいので、そういう部分で特長を出さないと、この世界ではやっていけない」と自身の特長であるドリブルで勝負していく覚悟だ。
最大の武器の秘訣については「よく練習終わりとかに1対1や、対人をしていた」と明かす。試合では「判断が遅れてしまう気がするので、考えないようにしている」と〝感覚〟を最も重視してドリブルを仕掛けている。
川崎のJリーグでのタイトル獲得は21年が最後だ。かつて黄金時代を築いた強豪で「勝利に少しでも貢献できるよう、自分の得意なプレー以外の部分だけでなく、チームのために走ったり、そういう部分も頑張りたい」と誓う。大器の今後が楽しみだ。












