レッドソックスは6日(日本時間7日)、本拠地ボストンでのブルワーズ戦に6―8で逆転負け。5連敗を止めた後に3連敗を喫し、ファンのフラストレーションが暴発寸前となっている。
3回までに3点を先制したが、4回に暗転した。先発したペロが内野安打と2四球で一死満塁のピンチを招き、三塁手のケーレブ・ダービン内野手(26)がコントラレスのゴロを大きくはじく適時失策。四球と失策で1点を献上する最悪のパターンで、2番手として登板したコローンも連続適時打で同点に追いつかれ、なおも一死満塁から押し出し四球を与え、一挙4点を失った。
直後の攻撃で2点を挙げて逆転したものの、8回に再び2四球と適時打に失策が絡む拙守で再逆転を許し、結局は及ばなかった。「2番・DH」で先発出場した吉田正尚外野手(32)は3打数1安打で、前日の3安打3打点の活躍から2試合連続安打としたが、その耳にはファンからチームに浴びせられたリアルな声が届いていたはずだ。
四球と守備のミスで流れがおかしくなった4回、フェンウェイ・パークに詰めかけた自軍のファンから、球場全体に響き渡る異例の大合唱が沸き起こった。
「Sell the team(チームを売れ)!」。本来であれば強い味方となるはずのファンがまさかの〝一斉口撃〟…。グラウンドで必死にプレーする選手にとってこれほど悔しい状況はないだろう。ただ、現実は10試合を終えて2勝8敗でア・リーグ東地区の単独最下位。まだ2勝しかできていないチームは全30球団の中でもレッドソックスだけだ。
米メディア「ラリー・ブラウン・スポーツ」は「今シーズン、ボストンのファンが(オーナーである)ジョン・ヘンリーに対し、愛する野球チームを売却するよう求めたのは今回が初めてではない」としながらも「月曜日のチャントは間違いなく以前よりはるかに大きな音量で響き渡っており、チームが不振を続ければ、その声はさらに大きくなるだろう」と怒りのボルテージの変化を指摘。まずは連敗を止め、チームを安定軌道に乗せなければ収拾がつかなくなるかもしれない。












